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一人ぼっちのライフハック生活

ライフハック術を紹介して生きます。

人工知能に共感を期待してはいけないし、感情を持つことはできない

 

人工知能は感情を理解するか?答えはNOだ。

人工知能にできることはデータの計算だけである。だからもし感情らしきものを持っているように見えたとしても、それは僕たちが持つそれとは程遠い。
例えば泣いている女の子がいたとしよう。
僕たちはこの子を見たときには次のような思考過程になる。
(女の子が泣いている→かわいそうだな、どうしたのだろう→声をかけてみたいが変な人に思われるのは嫌だなあ→でも近くに親らしき人がいないから声をかけてみよう)

「大丈夫?」

おおよそこんな感じで考え、感じると思う。しかし人工知能はこのような思考過程は辿らない。

(この人の血圧は5上昇し、心拍数が10上昇した。この人は80%の確率で興奮しているとわかった。さらに毎秒80dbで継続して泣いているし、音声の感情分析をしてみると悲しみだと判断できた。よってこの子は泣いている。泣いている時の最適な対応は状況把握と共感である。よしこの子には大丈夫と声をかけてあげよう)

「大丈夫?」


これが人工知能の思考過程である。文字に起こしてみれば滑稽だが、実際そうなのだ。人工知能ができるのは計算であるので、人間の数値化された生体データもとに計算して統計的に判断することしかできない。同情など一切できないし、かわいそうと思うことはできない。よってとっさの判断などもできない。計算結果から最適解をみつけることが彼らの思考過程の全貌である。

果たしてこういう考え方をする人工知能に共感など期待できるだろうか?答えはNOである。僕たちはこういう過程を経た回答など求めていない。「大丈夫?」と尋ねるという出力結果は同じだが、僕たちは出力結果だけをみているのではない。その思考過程も重要視するのだ。打算的な付き合いを嫌い、本当の友情を好む。社交辞令の褒め言葉より、本音の言葉を好む。僕たちは思考過程を重要視するのだ。

よって計算結果から生まれた同情は同情として受け入れることができない。悩んだ末の同情は同情だと受け止める。同情は感情ありきであるべきで、計算ありきでは受け入れられない。

絶好の例がシリだ。Siriに「疲れた」とか「死にたい」と相談するとそれらしき答えは返ってくる。

 

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同情してくれているようには見える。しかしこれはもともとプログラマが用意した回答をそのまま読み上げているだけだ。もし技術が発達してSiriが文章を自動作成できるようになったとしても、それは計算結果でしかない。僕たちは
Siriに相談して感動することはないし、できない。別に僕たちのことを心配していってくれているわけではなく、計算結果をただ読み上げているだけだからだ。「死にたい」と棒読みで言ったわけだが、Siriはそれを真に受け心配してくれる。とてもじゃないが、相談相手としては最悪だ。

 


人工知能は計算しかできないのだから、当然人工知能が持つ感情は計算結果から出てきた数字である。これを僕たちは感情だと言えるだろうか?言えない。


人工知能は擬態が得意である。Siriの例からもわかるように、あたかも感情を持ったように回答してくれるが、別に感情を持っているわけではない。Siriは犬の画像を見て犬と識別することができるが、犬というのを理解しているわけではない。しかし結果だけをみるとあたかも相談に乗っているように見えるし、犬を理解しているようにも見える。しかし真に理解しているわけではない。繰り返すが計算結果を読み上げているだけである。

人工知能は感情らしき計算結果を見せることはくるだろうが、感情を持つことはない。